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リスクマネジメント

リスクマネジメント(危機管理)とは、企業などの組織に内在するリスクを組織的に分析し、リスクの発生原因を取り除いたり、リスクの顕在化による損失などの影響を低減したりするプロセスをさす。

営利を目的とする企業にあっては、全ての危機に対して完璧な対策をとることはコストの面から不可能に近い。よって、少ない費用でいかに効果的に危機を回避し、損害を低減させるかという経営管理の手法としてリスクマネジメントが必要になってくるのである。

BCPはもともと欧米でリスクマネジメントの一環として発展してきた。いち早くコンピュータが普及したアメリカでは、データの保全や復旧の対策としてディザスタリカバリ(DR)という言葉が使われていた。また、キューバ危機や米ソ冷戦の時代には、危機に対する備えとしてクライシスマネジメント(CM)やエマージェンシーマネジメント(EM)といった言葉も登場した。これらDR、CM、EMなどは、日本の防災計画と同様、事業を継続していくことを目的としていなかった。そこで、これらに事業継続という視点を加えたものとしてBCPやBCMといった概念が生まれたのである。