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防災格付け融資制度

日本政策投資銀行が企業の防災への取り組みを評価し、その防災格付け結果に応じた優遇金利で融資するという、防災格付けと融資とが一体となった制度。平成18年度から創設された。防災への取り組みへの評価では、書面上の評価を行うだけではなく、インタビューの実施により直接企業側から取り組みを聴取し、評価作業を行っている。
評価の基礎となるのは日本政策投資銀行が作成した「防災対応促進事業評価表」であるが、これは内閣府の「防災に対する企業の取り組み」自己評価項目表(PDF)に準拠している。この自己評価項目表にはBCP策定に関する項目が盛り込まれている。

この防災格付け融資制度による融資を初めて受けたのは、安田倉庫㈱である。安田倉庫㈱は①各施設の防災安全対策、②情報系のバックアップ体制整備、③災害時における連絡体制整備、等への積極的な取り組みや、BCP策定に着手している点が大きく評価された。また防災格付け融資を受けたことで株価が上昇した。

このように防災格付け融資を受けるメリットは、低金利の融資を受けられることのみにとどまらない。自社の防災に対する取り組みを社会に広くアピールすることができ、企業価値の向上が期待できる。また、外部から客観的に評価されることで、さらなる防災対策の推進につながる。

本制度創設から2年の間に,13件,総額66億円の融資が行われている。