BS25999
英国規格協会(BSI)が発行したBCM(BCPを含む)の規格。2006年11月にガイドラインとしての規格「BS25999-1」が発行され、ついで2007年11月に第三者認証のための規格「BS25999-2」が発行された。
「BS25999-1」は、BCMの実践規範、すなわち、BCMがどのようなもので、どのように構築し、実践していけばいいかを示したものである。この中で、事業影響度分析による組織の把握や、PDCAサイクルに基づいたマネジメントシステムの構築が重要とされている。
「BS25999-2」は、第三者認証のための規格である。すなわち、企業は、自社の取引先が適切にBCMを構築・実践しているかどうかを「BS25999-2」を活用して知ることができる。BCP策定やBCMの実践をサプライチェーン全体で行っていくためには、このような第三者認証が非常に有用である。
BSIから「BS25999」の認証を受けるのには審査が必要であり、さらに1年ごとに継続審査、3年ごとに更新審査が必要となる。BSIは「BS25999」認証取得のメリットとして、国際的な認証の獲得、レジリエンシーの向上、企業の評判やブランドの保全、競争優位性の獲得、ビジネスの改善、コンプライアンスの明示、BCM構築コストの削減、などを挙げている。
「BS25999」は、2009年中にも国際規格化(ISO化)される可能性があり、ISO化されると認証獲得に向けた動きが活発になると予想される。