=BCP
事業継続計画、Business Continuity Planのこと
災害・事故などの危機を乗り越えて事業を継続していくための計画。危機が発生しても事業を中断しないこと、または中断しても早期に復旧することを目標とする。もともとアメリカやイギリスで広く用いられているリスクマネジメント手法。BCPの本質は、事業をなるべく細かく分析しておくことによって、災害時に注力すべき範囲をできるだけ小さくしておくことである。
BCPの策定方法を大まかに述べると、
(1)自社の中核事業を構成する重要業務を把握する。
(2)BIAを行い重要業務の優先順位を決定する。
(3)重要業務に必要なリソースについてBIAを行い、優先順位を決定する。
(4)優先度の高いリソースについて、災害・事故などの危機を想定し、対策を考える。
(5)対策の実行計画を立てる。
となる。
BCPに含まれるものとして、例えば、生産管理者が出社不可能になった場合に誰が代行するかや、生産設備が破損した場合にどこに修理を頼むかといったことが挙げられる。このような対策をあらかじめ決めている企業は、災害後にあわてて代行者や修理先を探す企業に比べて、事業の中断期間を短縮することができる。BCPを策定しておけば、災害後に重要な事業を継続していける可能性が高まるだけでなく、競合他社に先んじて復旧することで事業規模が拡大する可能性も広がる。